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執筆者の写真FUKAYA RACING

竹内遼 トルコ遠征



4月の国内戦開幕の前に、エースライダーの竹内はトルコ遠征を行った。


UCIレースに参戦し、UCIポイントの獲得、オフシーズンのトレーニング成果の確認を目的とした。


竹内のみの遠征となったが、例年遠征しているトルコでもあり、竹内自身の海外適応能力も高まってきており、万全とは言えないが安心してレースに参戦できた。


1戦目は「THEODORA MTB CUP XCC UCI C3」

翌日のXCO共に滞在しているホテルの周りを使って開催された。ホテル宿泊者も観戦しやすく日本でも同じようなことができたら面白いかもしれない。

コースは1周1.2キロで、前半は抜きどころがないシングルトラック、後半はホテルに向けて戻ってくる舗装路の登りがメイン。ハイスピードな展開で抜きどころが限られているため、スタートが重要となってくる。

竹内は2列目からのスタート。スタートが重要と考えていたが、前での選手がスタートでミスし出遅れてしまった。スタートループで脚を使いながら前に上がるが5人の先頭パックには入れなかった。レース中盤、単独で追走を試みるが、詰め切れず、7位でゴール。


2戦目「 KARABURUN MTB CUP XCO UCI C1」

UCI クラス1に位置付けられたこのレースのため,ヨーロッパから遠征してきた選手も多く、それなりにレベルの高いレースになった。

この日もスタートをうまく決めることができず出遅れてしまう。抜きどころが限られているこのコースではスムーズにジャンプアップもできない。

パックがバラけてきて、竹内のペースが上がりポジションを上げていく。着実に順位を上げていくが最終的には21位でゴール。目標としていたポイント圏内には届かなかった。




3戦目「Alanya Banana MTB Cup UCI C3」

1戦レースキャンセルがあり、1週空いてのレースとなった。がっつりとトレーニングしており少しの疲労を感じながらの参戦となった。

コースは前回と同じコースで開催のXCC。

スタートからうまく走り、単独4番手を走行。表彰台も目前でと悪くない、走りをしていたが落車をしてしまいポジションダウン。

大きな怪我はなく再び走り出し、ポジションを下げてしまったが12位でゴール。


トルコ遠征最終レース「Alanya Avocado MTB CUPUCI C2」

XCCの翌日にXCOが開催。落車のダメージがあったが、できる限りベストな状態でスタートできるよう準備をした。

スタートで落車があり巻き込まれなかったが、ストップしてしまい出遅れる。先頭集団はとっくに先に行ってしまった。必死の追走でポイント圏内の10位の選手を捉えかけるも、スプリントで敵わず11位でフィニッシュ。

フィジカルに関しては確実に昨年からの進化を感じれるトルコ遠征となった。



今シーズンが楽しみだ。

ご声援ありがとうございました!

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