6月の国内戦から期間があき8月7日にカナダ Mont Sainte Anneで開催された「UCI Mountain Bike World Cup」に鈴木来人選手が参戦した。
Mont Sainte Anneのコースの特徴はなんといっても自然な岩を生かしたロックセクション。コンディションによって全く印象が変わるこのコースだが、今年ワールドカップに参戦して徐々に順応しているため問題なくコースチェックを終える。
鈴木来人選手の今回の確実に達成すべき目標はフルラップでのゴール。
【レース日】
ヨーロッパに比べ参戦人数が少ないため5列目に並びスタートの合図を待つ。
スタートをうまく決め少しでもスタート後の混乱を避けたかったが、前方の選手がスタートをミスした煽りをうけ埋もれてしまう。
しかし、その後はうまくリズムをもち直しこぼれてきた選手を抜かしながらパックを捕まえ順位を上げていく。パックで走行できるようになってきた点も大きく成長した点だと感じる。
しかし、先頭は周りのミスを受けることなくスムースな走りをしているためペースが安定して速い。鈴木選手は周りのミスを受けることもあり細かいミスなどで、なかなか思うような走りができないがこれもワールドカップの現実。
フルラップ完走できるかギリギリのライン上にいることを伝えられプッシュを続けるが惜しくも41位(-1lap)でのゴールとなった。
目標としていたフルラップ完走は果たせなかったが、確実な成長を感じられた。
国内でのレースでは海外との差を確認できないがこうしてワールドカップに参戦し、確認修正して徐々に強くなっていくしかない。
鈴木選手の次なるターゲットは全日本選手権となる。
U23クラス優勝に期待して欲しい。
ご声援ありがとうございました!
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